【お悩み解決】妊娠中にインフルエンザになってしまったら
インフルエンザが流行っていますね。
東京にも注意報が出ています。
皆さんのお住まいの地域は
どうでしょうか?
こちらの
チェックしてみてくださいね。
今日は、
「妊婦さんとインフルエンザ」について
お伝えしようと思います。
インフルエンザは
インフルエンザウイルスによる感染症で、
38度以上の発熱
頭痛
関節痛
筋肉痛
などの症状が認められます。
私も一度だけインフルエンザに
なったことがあるのですが、
39℃以上の熱と関節の痛みと倦怠感が
とても辛かった記憶があります。
インフルエンザと確定診断をするのに、
病院では迅速診断キットが
よく使われています。
検査の方法は、
鼻の奥に細長い綿棒を入れ、
軽くこするだけ。
採取した液体を試薬に入れて、
検査キットにたらします。
10分前後で結果が分かります!
痛いんじゃないか?と
心配される方もいらっしゃいますが、
一瞬で終わります。
じっとしていれば、
痛みもほとんどありません。
検査のタイミングですが、
症状が出てから、
少なくとも8~12時間後
48時間までの間に
と言われています。
ただ、最近では、
精度の良い診断キットがあり、
発症後4時間程度でも
確定診断ができるものもあるようです。
かかりつけの病院に、
問い合わせしてみてくださいね。
インフルエンザに感染しても
大多数は自然に治ります!
ただ、
妊婦さんがインフルエンザにかかると、
重症化しやすいと言われています。
妊婦さんがインフルエンザ流行中に
心肺機能が悪化し、
入院するリスクは、産後と比較して
妊娠週数とともに増加する
と報告されています。
妊娠14~20週 1.4倍
妊娠27~31週 2.6倍
妊娠37~42週 4.7倍
インフルエンザにかからないように、
以下のことに気をつけてくださいね。
人混みへの外出を避ける
手洗い・うがい
こまめに水分を摂る
充分な休息をとる
ビタミンDを多く含む食材を摂る
ビタミンDは
お魚やきのこなどに多く含まれます。
研究で、
ビタミンDが免疫に深く関わっていて、
かぜやインフルエンザに
かかりにくくなると言われています。
もし、インフルエンザに感染してしまったら、
抗インフルエンザ薬(タミフルやリレンザ)を
発症から48時間以内に
服用を開始することが
重症化を防止するのに有効
と言われています。
発熱の期間が短くなったり、
ウイルスを排出する量を
減少させてくれます。
インフルエンザの症状が当てはまる!
妊婦さんは早めに
受診することが必要ですね。
受診の際には、
感染を広めないためにも、
事前に病院に問い合わせをして、
受診の仕方を尋ねるようにお願いします。
もし、家族がインフルエンザに
かかってしまったら、
インフルエンザの感染力は非常に強いので、
感染する可能性が高まります。
妊婦さんの場合は、
インフルエンザにかかって、
重症化することを予防するために、
抗インフルエンザ薬の予防投与を
行うことがあります。
ただし、
完全に予防できるとは限りませんので、
症状が出たら、受診をしてくださいね。
それから、お薬代は自費になります。
診察料などもかかるので、
およその値段ですが、
5000~9000円くらい
かかることが多いです。
いかがでしたでしょうか?
この情報が妊婦さんの
お役に立ちますように!
次回は授乳中のインフルエンザ
について、お伝えします。
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