【お悩み解決】赤ちゃんがおっぱいに吸いつけないとき
こんにちは!
助産師の坂田陽子です。
この時期、寒暖差がありますね。
風邪をひきやすいので、ご自愛くださいね。
ビタミンCを摂ってね
先日、急な訪問の依頼が入りました。
「突然、おっぱいを吸ってくれなくなりました。どうしたらいいですか?」
というご相談で、急遽、訪問に行ってきました。
夜中に赤ちゃんが泣き始め、授乳の姿勢にすると、さらに大泣きして、まったく吸いついてくれなかったようです。
夜に赤ちゃんが大泣きすると、ママも泣きたくなってしまいますよね。
2時間頑張っても、どうしても飲めなかったので、搾乳をし、哺乳ビンで与えることにしたそうです。
哺乳ビンでは、ゴクゴク飲んで、そのあとはぐっすり眠ってくれました。
まだ、生後間もない時期だったのですが、ママの乳房の様子、赤ちゃんの状態を見て、授乳のタイミングが遅すぎたため、赤ちゃんがかんしゃくを起してしまったのだと判断しました。
まだ出産間もない時期に、母乳がとても良く出ていたので、乳房が張っていました。それも1つの要因だと考えました。
訪問に伺ったときは、前回の授乳から2時間経ったころ。
赤ちゃんがモソモソ起き出したころです。
2つのアドバイスをし、授乳を始めました。
1.授乳前に軽く乳輪をマッサージします
親指・人差し指・中指をチューリップの形にし、乳輪を優しくマッサージします。
こんな感じです
痛いマッサージはNGです!!
むくみが取れて、柔らかくなってきたら、授乳をします。
2.赤ちゃんが泣く前に授乳を始めます
このようなサインはそろそろ飲みたいよ!のサイン
体をモゾモゾ動かす
手を口に持っていく
おっぱいを吸うように口を動かす
舌を出す
クーやハーなど柔らかい声を出す
この2つをアドバイスしたところ、それだけですんなーり授乳ができました
そして、授乳のポジションを少し整えました。
そのポジションで授乳をしたところ、
「授乳の度に痛かった乳頭痛が全くない」
と、感動されていました。
翌日、メールでその後の様子を確認すると、
「とっても上手に飲めています。全く問題ありません!次は1カ月健診でお会いしましょう。」、と。
1度コツが分かってしまえば、ママと赤ちゃんで解決できることがたくさんあります。
もし、この記事をお読みになっている方で、
赤ちゃんが泣いてから授乳し、かんしゃくを起こして吸いつけないという方は
赤ちゃんが泣く前に飲ませると、
案外スムーズに飲めるかもしれません!!
是非、試してみてくださいね。
ママの乳首や赤ちゃんの大きさ、お口の開け方などひとりひとり違いがあります。
授乳の度に痛みがある
赤ちゃんが吸いつけない
こんな悩みがある方はぜひ1度相談してみてくださいね。
早く相談しておけばよかったと思うはずですよ~
今日もお読みいただきありがとうございました!
これからもお役立ち情報をお届けしていきますね!
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